矛盾では?けど、スルーしときましょ。

公式サイト‘条件’(FINANCIAL REQUIREMENT)のページのトップには、

申請者はこのプログラムでのマレーシア生活を送ることが経済的に可能であるこ とが前提です。
赤字で示してある。

「くれぐれも、MM2H保持者は潤沢な定期収入and流動資産を携えて来るよーに!」ということを念押ししてるのだ。

その定期収入一月10,000リンギ(約30万円)以上を証明するために、給与明細書3か月分を提出する。

(あれ??定期収入として給与明細が認められるのって変じゃね?マレーシアにロングステイするなら退職することになるだろうし、退職しちゃたら収入ゼロだよね??いいの??)

...誰でも気づきますよね、この部分。

給与明細は定期収入一月10,000リンギ(約30万円)以上を証明するのに都合はいいけど、退職しちゃったらなんにもならなくね?って。

でも、いいんです...今のところは。退職する人もしれーーーっと給与明細出しときましょ。

ひょっとしてイミグレさん的には、<MM2H取った→退職>という図式は想定外なのか??そもそもMM2Hって‘退職者’ビザという訳じゃないし、MM2Hを取ったからといってマレーシアでロングステイを実行する義務が発生するわけでもない。

だから現役がわざわざ会社を辞めてまで来ることはあり得ないとでも考えているのかな?とすると、あまりにも楽観的過ぎる解釈なんですが。

100歩譲って現役はMM2Hを保持するだけで辞めない選択をするとしましょう。じゃあ定年退職の人は??

この点イミグレに突っ込んだ人っているのかな?個人的にはイミグレ側がどう解釈しているのか知りたいところだが、同時にそーっとしとくべき事柄であることは明らか。

下手に寝た子を起こして、これから申請するリーマン諸君から総スカンを食らってもしょうがないし、興味本位でつつくことはやめときましょ。

退職後、定期収入1月10,000リンギ(約30万円)以上の条件ってかなりハードル高いし、年金としてもこれだけもらえる人はわずかではないかな。(それとも今もらってる人たちは余裕なの?)

とにかく、現在のところ後に退職しようがしまいが定期収入一月10,000リンギ(約30万円)以上の証明として会社の給与明細が有効なのは確か。

イミグレが気まぐれで対策(ルール変更)しちゃうまえに取得することを考えよう。