昨夜、歯の詰め物が取れたんで、帰るまでこのままにするかどうしようか迷ったけど、やっぱりこのままにしておくのも何なんで歯医者を探していくことにした。
異国でかかるとなると、心配なのは技術と費用。
結論から言うと、どちらも問題なかった。(技術はしばらくしないと本当のところはわからないけど)
コタキナバルで歯医者にいく日本人なんて数えるほどしかいないと思うけど、ひょっとしてだれかの役に立つかもしれないから一情報として残しておく。
Sabah Dental Surgery という歯医者をチョイス。
ホテルの近くのウィスマムルデカの1階。といっても外からはこんな風。
見た目はバリバリローカルクリニックだ。雑居ビルの階段を上がると…
入り口ドアの前。
受付で「詰め物が取れたこと」「旅行者で明日は発つこと」を伝える。
そこで記入したのは、「名前」「住所」「パスポート番号」「電話番号」。
住所は日本の実家を書いた。電話はこっちに来て買ったhotlinkのsim番号を書いておいた。データ専用simだけど、まあいいかとw
とりあえず治療費はどうなんだと聞いた。チェックアップ(診察)として50リンギと、1フィリング(詰め物)150リンギで合計200リンギ(6000円程度)
(場合によっては200リンギ以上になることもあると言われたけど、自分の場合は、結果アップ料金無しで200リンギだった。)
呼ばれるまで治療室の外で待つ。これがかなりの時間待った気がする・・・割と早めにいったのに。
この扉の向こう側が治療室。
ようやく呼ばれて小部屋に入り、椅子に座る。歯の状態を見て治療に入る前に、これからどういう治療をしていくらかかりますけどいいですか?と椅子に座ったままドクターに聞かれる。了解すると治療開始。
今回自分はどんな治療をしたのか?
下の前から数えて8番目の奥歯。日本でずいぶん昔に型を取ってつくった金属の詰め物が取れた。(クラウンではなくインレー)
その詰め物を持参したが、それは使わないで、白い詰め物を入れることになった。
型取り無しでの詰め物ってまだ軽い段階でしか適用できないと思ってたから、自分のように型取りした詰め物が取れた場合はどうなるんだろう。1日で終わらせるのは無理だろうな、仮の治療しかしてもらえないかもな…と心配したけど、質問したら「temporary」な治療ではないと言われて安心した。
けっこうな穴が空いてるんですが。まあ、ここは任せようと。
治療内容を了承して開始。プラスチック製のグラサンをかけられた。
内容としては、綺麗にして詰めるだけだった。きれいにする段階で削りもしたと思うが痛みはなかった。特に麻酔もしてない。
目を閉じてたから詳細は不明だが、丁寧にしているのは伝わってきた。後、日本と比較すると、より多くの機械がとっかえひっかえ使われてた気がする。口の中にアレコレ入ったきた。
詰めるだけ詰めたら、高さはいいかと聞かれ、歯をカチカチしてみて、ちょっとまだ違和感あるというと、削って微調整してくれた。前と同じ感覚になったら終了。
正確には分からないが、15分くらいに感じた。実際はもっとかかったのかも知れないが。
椅子から降りる前に、どんな風になったか鏡を見せてもらった。
見た目的には満足。
銀歯が取れて白い歯になって、むしろ今回コタキナバルで歯医者にかかったのは良かったと言えるかもしれない。
実は金属と歯の境目、少し引っかかりを感じてて何とかしたいなと思ってたところだった。
同じ値段でやってもらえるなら、すべての金属の部分を取り替えてもらいたいくらいw
ここを発つ前に、明日も行こうかな…なんて。
心配事があるとすれば、詰める部分をどれだけ確実に綺麗に出来たかだ。きっと金属の下は虫歯が広がってただろうし。今後も問題が出てこないといいけど。
だから、ここがおすすめ出来る歯科医かどうかまでは今の段階では断言できない。
ただ、今の所、痛みもないし、噛み合わせの不自然さも無いし、満足してる。
ちなみにドクターは女性だった。すごく感じもよく、自信を持って治療にあったってるのが感じられてこっちとして不安になることは何もなかった。
あと、やる前に「痛くは無いですから安心してください」とかなんとか声かけがあってリラックスできてよかった。
多分この歯科医院も複数のドクターを抱えているだろう。中には外れドクターを引く可能性も無いとはいえない。
よい歯医者かどうかは、クリニックではなく在籍するドクター次第。
海外で歯医者に…というととんでもなく高額な請求をされるイメージがあるけど、場合によってはそうでもないということが分かった。
まあ、日本の保険ならもっと治療費安いんだろうけど…毎月結構な保険料払ってるし、その辺はどう解釈するかだが。